高い城の男

第二次世界大戦は枢軸国陣営の勝利で終結、
ロッキー山脈を境に西側は大日本帝国が統治し、
東側はドイツ第三帝国が統治する1962年のアメリカが舞台。

この設定自体が興味深いのですが、
さらに連合国側が勝利した世界を描いた架空小説が
ドイツで発禁になり、注目を集めているという。

1962年当時のことですが、この本の世界では二種類の
近未来的なお話が同時進行していきます。

まさにパラレル・ワールド。

そして作者は「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」のフィリップ・K・ディック 。
そう、映画「ブレード・ランナー」の原作本です。

しかし、設定があまりにも素晴らしいせいか、
また、50年間に世界があまりに変わってしまったせいか、
原作本は結末含め微妙です。

しかし、リドリー・スコットにより本作も映像化が進んでいて、
amazon.co.ukでパイロット版が無償で観れるらしい。

ものスゴく観たいのですけど、字幕無いしな〜。
もうちょい待ちますか。

2015年02月20日 | Posted in books | | No Comments » 

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