自分を好きになる方法
自己啓発本ではありませんよ。
その手の本をわたしが読むはずありませんが、、、
まあ、本谷有希子さんの洒落でしょう。
私は本谷さんの小説も芝居も映画も好きなんです。
そして、彼女もショーペン・ハウアーのファンなんです。
可愛い顔して、そう変態なんですよ。
で、本作の主人公はリンデ(女性)。
彼女の16歳、28歳、34歳、47歳、3歳、63歳の
それぞれの1日を描いています。
おそらく読者は自分の年齢を振り返ったり、
想像したりするでしょう。
でも、この緊張感はなんだろう。
本谷さんの過激さはオブラートに包まれても、
私の胸を突き刺すようです。
2014年11月26日 | Posted in books | | No Comments »
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