私がいなかった街で

今年「春の庭」で芥川賞を取った柴崎友香さんの2012年の作品。

2010年当時36歳の女性が主人公ですが、1945年8月14日の空襲の話や
イラク戦争、ユーゴスラビア内戦の話やらが世田谷の若林で
日常を過ごす中で出て来ます。

現地での体験とかではなく、TVを見ている体験なので
逆にリアルであります。
私も世界のドキュメンタリーをよく見ますからね。

身近な事柄と時間も地域も離れた事柄が
シンクロしながらお話は進みます。

そして、そこに何が見えてくるのか、こないのか。

私には分かりません。

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2014年08月24日 | Posted in books | | No Comments » 

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