「空気」の研究
紹介文
昭和期以前の人々には「その場の空気に左右される」ことを
「恥」と考える一面があった。
しかし現代の日本では「空気」はある種の「絶対権威」のように
おどろくべき力をふるっている。
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この作品は1983年です。
著書の訴えとは逆にますます「空気」を読む事を強制されることになっています。
(KYという言葉も生まれました)
「空気」は非科学的で無責任なものです。
しかし、主導権を握りたい人は「空気」を作り出そうとします。
特に今の日本人は「空気」には弱いように思います。
歴史にも政治にも文化にも興味が無かった人がどうして、
日中韓問題になると熱くなるのでしょう。
これも「空気」のなせる技。
対抗策は「水」を差すってこと。
でも、そんなに簡単なことではなさそうです。
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2014年08月28日 | Posted in books | | No Comments »
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