この国はどこで間違えたのか
副題は「沖縄と福島から見えた日本」。
沖縄タイムズの記者が聞き手となり、識者と共に3.11以後の日本を見つめます。
ただ、「どこで」って言われても難しいですよね。
そもそも、しょっちゅう間違えていますし、小さな積み重ねでしょうからね。
そんな中、開沼さんの印象的なセンテンスを
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それはこれまで何十年議論されてきたことです。
でも、結局解決していない。
解こうとしている「問題」の設定自体が間違っているのかも知れない。
であるのであれば、「問題の核心はそこじゃない」と
指摘する必要があります。
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なるほどと思う事は多々あるものの、
絶望的な気分になる事も多々あります。
沖縄の歴史や背景や現状を知れば知るほど、
ろくでもない日本から独立した方が良いとさえ思えます。
何とかなるんじゃないだろうか。
やるべき事をやって、「なんくるないさ〜」と。
最後の辺見さんのセンテンスを
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結局、「個体」に帰する。
つまり、自分はどう考えるか、どう振る舞うか、どうするのかと。
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政治やメディアに責任は確かにあったけれども、
目の前の厄介な現実をそのせいにするなと言う事でしょう。
「独考独航」。
2014年08月13日 | Posted in books | | No Comments »
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