フェルマーの最終定理
理系な知人からのお勧め本ですが、文系な私も楽しめました。
哲学者として、著名なバートランド・ラッセルさんが出てきたり、
先日映画にもなったアラン・チューリングさんまで登場して、
300年にわたるフェルマーさんの定理に辿りつく壮大なお話でした。
また、日本人研究者も出てきて嬉しくもなります。
紀元前のピタゴラスさんの法則は知っていましたが、
ほとんど宗教だったのですね、数学も。
印象に残ったエピソードの一つは、
ある数式の法則を生徒に説いたところ、
その生徒がその法則は何かの役に立つのか?と
質問したら、放校されてしまったという…
そのぐらい、神聖で美しいんです。
それは詩や音楽や絵画と同じなんですよ、
数学というものは…
きっと。
2016年08月03日 | Posted in books | | No Comments »
コメントを残す