その女アレックス
「悲しみのイレーヌ」と同じピエール・エルメールの作品です。
イレーヌ事件から四年後の設定で、今回のお話が始まります。
日本発売は「悲しみのイレーヌ」を先にということで、
出版社は何を考えていたのでしょう。
さて、アレックスの事件も誘拐監禁系にて、
これまた痛いんですね。
映画でもないのに目を背けたくなるページも…
なので本作は映画化されるでしょう。
主演はシアーシャ・ローナン?ブリー・ラーソン?
そして、最後のページの「我々にとって大事なのは、真実ではなく正義」。
あまりに情緒的ではあるものの、アレックスの人生を考えると
納得してしまいます。
2016年03月28日 | Posted in books | | No Comments »
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