光のない海

白石一文氏の最新作。

痛いお話が多くて、かなりシンドイんですが
ページをめくる手は止まりません。

私が白石一文氏の作品と向き合う時は
いつもこうなります。

今回、川崎の競馬場周辺がチラホラ登場しますが、
これは多摩川の猟奇的少年殺人も背景にあるのかと
読後、そう思いました。

iPhoneにメモしたセンテンス。

「組織とは人間が作り出した自然なのだ。
その自然に人間は常に翻弄された。
そういう自然の最たるものが国家だと…」

「組織」も本当の「自然」のように手に負えないものなのだろうか。

goes on…

2016年02月13日 | Posted in books | | No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です