はじめての福島学

放射能と同様、事実は色も匂いもしません。

そして人々は自分に都合の良い意見、
好きな意見を取り入れがちです。

本来、耳の痛い意見が大切なことを忘れてしまいます。

データは退屈に事実を提示します。
そこから恣意的に物語を紡ぐ必要はないのです。

はっきり言ってこの本は面白くはありません。
そして、一番に読んでもらいたい人には
きっと見向きもされません。

だからと言って意味がないかというと、
大変意味のある本だと思います。

福島の現実を冷静に議論するための第一歩です。

2015年09月03日 | Posted in books | | No Comments » 

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