あんぽん

「東電OL殺人事件」の佐野氏がソフトバンクの孫正義氏の一族を描くノンフィクション。

薄っぺらいビジネス本や小説より、
100倍面白いのは確かです。

しかし「朝鮮部落と養豚と密造酒」の文言を繰り返して、編集者はあんまり仕事をしていません。

私は一度だけ、孫正義氏と霞ヶ関の会議室で
偶然、隣席になったことがありますが、
その弁舌は、ずば抜けていました。
それだけでなく、ホラ話しのような事も、
幾つも、実現させてるし、凄い人なのは
間違いありません。

そして、孫正義氏の凄さと胡散臭さの根源を探る本ですが、
逆に佐野氏の胡散臭さと古臭さが際立ちました。

これは、その後の橋下さんの事で
佐野氏の評価がガタ落ちしたのが、
私の中で、影響したのかもしれません。

どちらにしても、本書の最後の章の通り、
孫正義氏からは目が離せません。

彼が本気になった、脱原発、自然エネルギーの今後も注目です。

2014年02月07日 | Posted in books | | No Comments » 

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