鬼はもとより
久々に時代小説を手に取りました。
とは言うものの、この本は江戸時代中期の舞台を
借りただけで、まさに、経済小説の様相です。
藩札をジャブジャブ刷って、国が滅びたり。
施政者が責任を取らないが故に、領内全体が
弛緩してしまったような破綻寸前の国。
どこかの国のようです。
「責任」を取れなくなったら国は滅びます。
結局、原発事故の責任はどうなったのでしょうか。
津波被害の自動車学校は裁かれましたが、
SPEEDIの運用者や東電関係者は裁かれません。
その上、砂漠の地では謂れ無い罪で日本人が
裁かれようとしています。
不条理な世界です。
2015年01月21日 | Posted in books | | No Comments »
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