「待つ」ということ

三谷先生の講義で紹介されていた鷲田清一さんの著書。

「待たなくても良い社会になった。」
「待つことができない社会になった。」

冒頭のセンテンスです。
それは良いことなのか、悪いことなのか。
あなたはどう思いますか。

誰でも待つのは嫌です。
私もそうですが、人を待たせるのはもっと嫌です。
その人の時間を無理やり奪っている気がするのです。

なので、平気で人を待たせる感覚の人は理解できません。
まあ、理解できない事は世の中に山のようにあるのだけれども。

この本は冒頭のセンテンスだけで良かったかも。
もっと他に何かあると待たされたまま終わりました。

「待ちとおしい、待ちぼうけ、待ちわびる、待ち焦がれる、待ちくたびれる、、、、」

2014年12月11日 | Posted in books | | No Comments » 

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