人はなぜ人を殺したのか
ふたたびのカンボジア。
著者は日本人でありますが、ふたたびの同世代。
1975年から4年間のポル・ポト政権の最高指導者達へのインタビュー集です。
(この指導者達はほとんどフランス留学経験のエリート)
歴史と貧困と国際情勢。
それにイデオロギーが絡まり合うと、人はどこまでも残虐になれる。
カンボジアだけが特別ではありません。
この出来事が自分の中学-高校時代ということが、より胸をつきます。
自国民を多く殺したのはロシアと中国。
他国民を多く殺したのはアメリカ。
この構図は今も変わりません。
ならずものたちが世界を牛耳っています。
政権幹部を裁く特別法廷は2003年から始まり、現在も進行中。
2014年09月12日 | Posted in books | | No Comments »
コメントを残す