world war z

映画が面白かったものの、消化不良な部分もあり、
原作本にチャレンジしてみました。

原作と映画の差異を指摘しても意味はありませんが、
これほど違うのも珍しいかもしれません。

10%の人を救い出すためには
90%の人を見捨てるだけでなく、Z向けに「えさ」として
提供し、時間を稼ぐ作戦が実行されます。

こんな酷い作戦が生まれる土壌(国)ってのがあるんです。
そして、この作戦は効果を上げ、多くの国が模倣していきます。

こんな話の映像化はしんどいか。

そもそも本の構成が、Z戦後10年での世界各地を
取材していくルポ・ルタージュ形式です。

それ自体がユニーク。

その中で日本の状況も語られ、なんだか妙にリアルですが
戦後、国の「形」を変えたロシアのお話が一番「くっーっ」てきます。

2014年07月11日 | Posted in books | | No Comments » 

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