薄情
絲山秋子さんの新作。
大雪の中、開店休業状態で一気読みでした。
前作の「離陸」は最高でしたが、本作は私にはちょっと?
という感じでした。
群馬県の人々には納得の一冊かもしれませんし、
地方に住む人々にもある種の普遍性はあります。
ただ、神官の跡取ニートという微妙な主人公が
なんともつまらないんですね。
それでも、印象的なセンテンスを。
「見えないものを大事にしておけば大丈夫。」
「見えるものに振り回されると人生はあっという間だからね。」
確かにそのような気もしますよね〜。
2016年01月20日 | Posted in books | | No Comments »
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