徘徊タクシー
私は14歳から19歳までの微妙な時間を熊本で過ごしたので、
この小説の舞台などが目に浮かびます。
みかん山から見える有明海に沈む黄色い夕日。
もう、見る事はないでしょうが、
今でもはっきり思い出す事ができます。
この作者の坂口恭平はtwitterでつぶやきまくりですが、
そのパワーと変人ぶりは凄いです。
この小説も変人ぶりを発揮しているものの、
なんだか物足りないものでした。
また、27回(2014年)三島由紀夫賞の候補でしたが、
本谷有希子の「自分を好きになる方法」さんの作品がとったようです。
本谷さんの本も芝居も凄いですからね。
彼女の愛読書はショーペンハウアーですから、
それは、当たり前かも知れません。
2014年09月22日 | Posted in books | | No Comments »
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