コンビニ人間

都会でも田舎でもコンビニなしの生活はもはや考えられません。
そこで18年間、働いている36歳の独身女性が主人公です。

この主人公はかなり変わっているものの、
コンビニ人間の「コンビニ」を「会社」に置き換えれば
普遍的なテーマが読み取れます。

しかし彼女と同棲する「縄文マニア」がどうにも我慢なりません。
本当に嫌な奴なんですが、ちょっとデフォルメ過ぎです。
そうそう、いませんこんな人間は。

それでも縄文マニアと決別してコンビニ人間として復活する彼女は
なんだか神々しくもありました。

芥川賞を取った時の会見で、未だに週3でコンビニでアルバイトをしていると
言ってましたが、今はどうなんでしょう。

2017年02月09日 | Posted in books | | No Comments » 

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