philomena

どうか、幸せでいて欲しい―。

50年前奪われた息子を探す旅に出た主婦フィロミナ。
旅の終わりで、彼女が見つけた真実とは―?

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ジュディ・デンチ主演の邦題は「あなたを抱きしめる日まで」。
彼女が出ているだけで、保証される映画のクオリティ。

そして、それを裏切らない素晴らしい作品。

ジュディが演じるのは、「大阪な」おばあちゃんですが、
本質を見抜く眼力が凄い。

予想外なことや、動揺しそうな事態でも、冷静に受け止めます。
「本当の賢さ」ってこういうことなのだろうか。
「オックス/ブリッジ」を超えています。

印象に残ったセリフを。

「あなたを赦します、大いなる苦しみを伴うけれども…..」
「それでも赦すのは、人を憎みたくないから…….」

ありきたりの再会のお話ではありません。
これは見るべし。

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「a man of two nations and many talents」

墓標に書かれた文字が涙を誘います。

★★★★☆

2015年04月19日 | Posted in movies | | No Comments » 

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