papillon

1973年の作品ですが、その後テレビの洋画劇場で見ました。
まだ、中学生でした。

舞台は仏領ギアナなんですが、隣国はブラジルという不思議な地域です。
最初は仏領ギニア(アフリカ)の間違いじゃないかと思いました。

今見ても、ハンセン病患者との出会いや先住民との触れ合いなど、
印象的な不思議なシーンが多くあります。

本作は単なる娯楽作品ではなく、奥深いものを感じます。
私が映画好きになるきっかけになった作品のひとつです。

そして映画好きを決定付けたのは「カッコーの巣の上で」。
あのインディアンの爆発する気持ち(シーン)忘れられません。

この二つの作品の共通点を考えていたら、
涙が溢れてきました。

「自由の渇望」と「自己喪失の恐怖」です。

そして、それに立ち向かう「意志」と「勇気」でした。

★★★★☆

2014年06月16日 | Posted in movies | | No Comments » 

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