nebraska

邦題は「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」。

スプリングスティーンの「ザ・リバー」と「ボーン・イン・ザUSA」という
メジャー作品の間に出したアコースティック・アルバム「ネブラスカ」を持っていました。

なので「ネブラスカ」っていうと、スプリングスティーンが描いた
荒涼とした世界を思い出します。

この映画でもそのイメージはそのままにモノクロームでとても綺麗です。

物語はボケ気味な爺様が「ネブラスカ」までの1,200kmの道のりを
高速を歩いてネブラスカまで行こうとし、警察官に注意されるという、
無茶苦茶な始まり方をします。

荒涼とした田舎町での剥き出しの欲望と品のない会話。
途切れることのない文句、さすがにゲンナリします。

それでも、爺様の昔の恋人とダメ男風な次男の優しさが救ってくれます。

「故郷とは家族とはお金とは?」

うんざりしつつも、いくつになっても
向き合わなきゃいけないって事でしょう。

★★★★☆

2015年03月10日 | Posted in movies | | No Comments » 

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