紫式部ダイアリー

クリスマスとは言え、平日15:00開演とは如何に。
とは言うものの、三谷幸喜の人気もあり、満員御礼。
松本市民の民度は高いのです。

なので、これからもパルコ・プロデュース作品は
ぜひ松本でも上演のほどよろしくお願いします。

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1,000年前の女流作家がホテルのバーで、スマホ片手にバトルです。
紫式部(長澤まさみ)の意地悪っぷりは見応え十分でした。

1,000年先の読者へ届く作品とは。
その時人類は生き残っているのか。

「もののあわれ」は1,000年の時を経て、
なおも私たち日本人にしっかりと根ざしています。

ラストは「そのあだになりぬる人の果て いかでかはよくはべらむ」
ということなのでしょうか。

そして、長澤まさみの美しさは一瞬かもしれませんが、
この舞台に立った美しさは永遠なのだと思いました。

いまは「冬はつとめて〜」にて
「春はあけぼの〜」が待ちどうしいです。

2014年12月26日 | Posted in review | | No Comments » 

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