世界は巨大な病院である
マーティン博士/ケンブリッジのNHK Eテレの白熱教室「幸福とは何か」。
タイトルは当番組の冒頭の言葉(ボードレール)。
フロイトやサルトルからダニエル・カールマンなどの
最近の思想家まで様々な引用を行い「幸福」を説きます。
「隣の芝生はいつでも青い」のですから、
不幸の始まりは「比較」することです。
「他責の念」を捨て、他人との「比較」、
過去や未来の自分との「比較」を止めたら
巨大な病院を退院できそうですけど、
なかなかこれが困難です。
博士は次の言葉で講義を終えます。
「君たちは二元的実践を理解する必要はなく、見ることができ、することができる。」
サルトルとカミュに関連してのことでしょうが、なかなか道は険しい。
goes on.
2014年11月07日 | Posted in review | | No Comments »
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