今日子と修一の場合

急に寒くなって来ました。

車もスタッドレスに履き替えましたが
今朝、中央高速も諏訪あたりで通行止めになったようです。

そして、被災地には辛い季節となります。

この映画は脚本・監督が奥田瑛二、実娘夫妻の安藤サクラと柄本祐が主演。
まさにファミリー・ムービーです。

しかし、要素として、リストラ/売春/いじめ/親殺し/バラバラ殺人と
詰め込みすぎです。

奥田英二も安藤サクラにも好感は持ってませんが、
南三陸町でロケしたことは素晴らしいことだと思います。
多くの被災地を訪れましたが、私が一番衝撃を受けた場所です。

テレビでは何度も見た風景でしたが、
現地に立ち、風に吹かれると涙が出るのです。

余談ですが、生命保険会社から文句が出そうな「展開」があり、
あれは今時、ないでしょう。

製作者の周りに普通のビジネスマンがいなかったのか、
直言するスタッフがいなかったのか。

ここもリアルに描かないとすべてが嘘っぽくなります。
ディテールに魂は宿るのですから。

残念です。

★★☆☆☆

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