三人吉三
24万人の小さな街で歌舞伎公演が開催されるのは
相当、珍しいと思います。
勘三郎さんのお陰です。
今年も継続できたのは、二人の息子と多くの関係者、
そして、松本市民の熱意のお陰でしょうか。
最近は歌舞伎公演の旗が街に舞い、週末には登城行列が行われ、
すぐ近くに役者さんを見ることが出来ました。
こんな事はなかなか東京では出来ないと思います。
そして、昨夜舞台本番を見て来ました。
歌舞伎をナマで見るのは三回目でしたが、
今回が一番楽しめました。
お話の内容は人間関係がドロドロ過ぎて、現代では作品にならないものですが、
緊張感高く、正味、三時間の舞台ですが、あっと言う間の芝居でした。
とは言うものの、正統派ではないので所々「遊び」があり、
役者さんもリラックスしている風にもみれました。
箱としても、芸術館は美しく、見やすく、ビールもお弁当も場内持ち込みが
出来てハード面だけでなく、ソフト面も良いものでした。
松本には山雅FCだけでなく、歌舞伎もあると思いました。
人はパンのみだけでは、生きられません。
I don’t live without roses….
2014年07月23日 | Posted in review | | No Comments »
コメントを残す