polytechnique / 静かなる叫び

1989年に起きたモントリオール理工科大学銃乱射事件に基づいた、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。

この監督だから録画したのに、
それをすっかり忘れていて観ましたが
やはりヴィルヌーヴ・ワールドでした。

全編モノクロにて、映像と女性が美しい。

時間軸をずらしつつ、この惨劇の普遍性を
私たちに訴えてきます。

誰でも、被害者になるし、加害者にもなるということ。

そして、東京医大の女性差別に連なる、
理工系女子の苦悩もここでは大きなテーマと感じました。

やはり、諸悪の根源は「差別」。

★★★☆☆

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