youth / グランド・フィナーレ
タイトルはyouthなんですが、愛すべき爺さん達が主役です。
マイケル・ケインとハーヴェイ・カイテル。
セリフも映像も綺麗ですが、サウナのシーンが
特に印象的なものになっています。
また、太りすぎて、歩くことも呼吸することも
困難な左利きのアルゼンチンの方が出てくるんです。
お話自体を大きく左右する存在ではないものの、
この映画の品格を上げているように思えます。
そして後半にサプライズ婆さんが出てきて、
作品は大きく揺らいでいきます。
出演者をチェックしていなかったので、
本当にびっくりしました。
その婆さんは「人生は続く、クソったれな映画がなくとも」と
言い捨てるんですが、爺さん達はナイーブなんですよ。
いつの時代も。
後でジタバタしても、無駄なことです。
★★★★☆
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