youth / グランド・フィナーレ

タイトルはyouthなんですが、愛すべき爺さん達が主役です。
マイケル・ケインとハーヴェイ・カイテル。

セリフも映像も綺麗ですが、サウナのシーンが
特に印象的なものになっています。

また、太りすぎて、歩くことも呼吸することも
困難な左利きのアルゼンチンの方が出てくるんです。

お話自体を大きく左右する存在ではないものの、
この映画の品格を上げているように思えます。

そして後半にサプライズ婆さんが出てきて、
作品は大きく揺らいでいきます。

出演者をチェックしていなかったので、
本当にびっくりしました。

その婆さんは「人生は続く、クソったれな映画がなくとも」と
言い捨てるんですが、爺さん達はナイーブなんですよ。

いつの時代も。

後でジタバタしても、無駄なことです。

★★★★☆

2017年05月20日 | Posted in movies, 未分類 | | No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です