the search / あの日の声を探して

この映画は1999-2000年のチェチェン紛争を
題材としています。

当時のプーチン首相も未だに大統領として健在ですし、
そんな昔話ではないのです。

難民問題とは別に普通の青年が些細なことでこの紛争に
飲み込まれていく怖さがこの映画のポイントでもあります。

キャストもリアルで、ロシア兵士はロシア人、
難民化する子役もチェチェン人です。

ハリウッド映画は平気でドイツ将校が
普通に英語でしゃべったりしていますが
私はこういうこだわりがとても大事だと思います。

また、一番驚いたのが、ロシアの軍隊です。
70年前の戦争の頃と変わらない酷さ。
これはもう伝統なのでしょうか。

どこの軍隊にも入りたくないですけど、
現代でも、あんな感じで強制入隊させられるのが
事実であれば、ロシア軍は最悪です。

★★★★☆

2016年07月10日 | Posted in movies | | No Comments » 

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