わたしを離さいないで…になぜ、こだわるのか…

「1952年 不治とされていた病気の治療が可能となり
1967年 人類の平均寿命は100歳を超えた」

映画、原作、テレビドラマと「never let me go 」と
5年間にわたって追いかけていました。

知人と映画の話になると必ず
「never let me go」の話をしていました。

残念ながら、視聴率も評判もイマイチだった連続ドラマでしたが、
製作した人々の勇気に拍手です。

映画のクオリティと比較するのは酷な気がします。

キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイに
シャーロット・ランプリングまで出ているんですから。
特にキャリー・マリガンの寂寥感溢れる演技が素晴らしかった。

そしてイングランドの歴史を感じさせるロケーション。

作品を乱暴に一行で説明すると…

過酷な運命から微かな希望の後の絶望と許容。

そこから、私たちが何を汲み取れるのか?

見てる側もそれなりの姿勢が問われる作品なのは間違いありません。
なぜなら、とても普遍的なテーマを深く静かについてくるから…

でも、なぜ綾瀬はるかに第一回目の提供通知の知らせの場面が
なかったのだろうか….

2016年03月21日 | Posted in review | | No Comments » 

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