恐怖
事故で腕を失ったら気が狂うほどに動揺すると思います。
髪が抜けても落ち込みますし、財布を落としても呆然とします。
しかし、自己を喪うという重大事になんとも思わないのは
どういうことだと「死に至る病」でキルケゴールは説きました。
その言わんとすることは分かるのですが、
そもそも自己をちゃんと認識しきれていない
私からすると今朝の松本市のように霧の中です。
ただ、自分に近い人々を喪うという経験を
嫌が応にも重ねてきてうっすらとカタチが
見えてきたような気がします。
その恐怖を。
2017年11月28日 | Posted in messages | | No Comments »
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