死と、どう向き合うか
上智大学のアルフォンス・デーケン先生のご著書。
死生晢学の先生が「死」は人間が避けられない上に、
人生において最大の「出来事」であると定義します。
そんな大事なことをタブー視して、
ちゃんと勉強をしないのは合理的でないと指摘します。
本当にその通りです。
身近な人々の死は相当のストレスとなり、
時にそれは死を招くこともあります。
「死」への対応の方法の習得は生きていく上で、とても大切なんです。
この本でもエリザベス・キューブラー・ロスの事が取り上げられていますが
確かに彼女の本は私の人生に大きな影響を与えてくれました。
この本も素晴らしいですが、皆さんには彼女の著書を
手にとって欲しいと思います。
遠くない将来には身近な人の死を受け止めることになり、
自らの死も受け入れなければならない時が必ずきます。
その現実に対して、私たちは無防備過ぎるようです。
「死」を耐えうる技術なり、能力を身につける必要があるのです。
それは、すなわち生きること言う事だと思います。
2015年03月26日 | Posted in books | | No Comments »
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