la terre outragée

鹿児島の川内原発周辺5km圏内の住民に
ヨウ素剤が配られたというニュースが昨日流れました。

事前配布は全国初だそうですが、なんだか「ぞっと」します。
これが現実なんですが、どうして、私たちはこうも、
あっさりと受け入れちゃうんでしょう。

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邦題は「故郷よ」。

主演はリアルにウクライナのオルガ・キュリレンコ。
脚本・監督はイスラエルのミハル・ボガニム。

今や世界の最大不安定地域を代表しています。

そして本作はチュルノブイリ原発事故当時と
それから10年後を描いています。

公開は2011年!!(その上、私は知りませんでした)

誰しも、福島を重ね合わせて見ることになります。
3.11の9年後には東京オリンピックです。

それまでに福島原発へのダークツーリズムを確立して欲しい。
(映画の主人公の職業はチュルノブイリ・ダークツアーガイドです)

作品自体はヨウ素剤を子供に飲ませるシーンもあり、
題材があまりにも重たく、現実感があるためなのか
ちょっと物足りなく感じます。

しかし、タレントのくだらない楽屋落ちの話を延々と流し、
このような作品を地上波で放映できないTV局はもう要りません。

★★★☆☆

2014年07月28日 | Posted in movies | | No Comments » 

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